高校野球 選手宣誓 [※主観※]
春の高校野球が始まっていますね
常に全力でプレーをしている。
そしてプロ野球選手にはないキビキビとした動き
いつ見ても爽やかで良いなぁと思いますね
高校球児にとって甲子園は夢の舞台ですものね
今年の開会式は、いつもより特別に感じました。
21世紀枠で出場決定した宮城県石巻工業高等学校が
選手宣誓のクジを引いたときから、
それはもう運命としか表現の仕様がない
選手宣誓のクジを引き当てた時、被災地の方々は勿論のこと、
震災で亡くなった方達の思いも届いた瞬間のように感じました
なでしこジャパンがワールドカップで優勝した時のような、
何か目に見えない不思議な力が後押ししたような、
そんな感じがいたしました。
開会式は見られませんでしたが、夜のニュースで選手宣誓を聞いたとき、
なんて素晴らしい選手宣誓だろう
と心から感動しました。
下記が、その全文です。
東日本大震災から一年、日本は復興の真っ最中です。
被災された方々の中には、苦しくて、心の整理がつかず、
今も当時のことや、亡くなられた方を忘れられず、
悲しみにくれている方がたくさんいます。
人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは苦しくて
つらいことです。
しかし、日本がひとつになり、その苦難を乗り越えることができれば
その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。
だからこそ、日本中に届けます。
感動・勇気・そして笑顔を。
見せましょう。日本の底力、絆を。
我々、高校球児ができること。
それは全力で戦い抜き、最後まで諦めないことです。
今、野球ができることに感謝し、全身全霊で、
正々堂々とプレーすることを誓います。
平成24年3月21日
選手代表 宮城県石巻工業高等学校
野球部主将 阿部翔人
この文章の中に、全ての思いが集約されています
実際に大震災の当事者であり、全てを見てきている彼らだからこそ、
聞いている私たちにも、その思いが十分すぎるほど伝わるのだと思います
政治家が難しい言葉を使って、被災地のことを述べるより、
メディアで政治家同士の討論を聞いているより、
よっぽど被災地の現状が分かる、思いが伝わる、
素晴らしい選手宣誓でした
頑張っている被災地の方々の為に、私たちが出来ること、
それを考えて尽力していきたいと、あらためて思いました。
2012-03-24 21:46
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