石川県羽咋市 本山 妙成寺 [♭神社・仏閣♭]
先日、念願だった妙成寺(石川県羽咋市)参詣をすることができました
妙成寺は日蓮宗の由緒寺院 本山です。
七堂伽藍のある立派なお寺です
写真では境内の風景を見たことはあったのですが、実際に自分の目で見たくて、
雰囲気を感じたくて、ずっとずっと参詣したいと思っていました
総代さんご夫婦と一緒に参詣できたのも良かった
妙成寺の本堂・五重塔・祖師堂・経堂・鐘楼など10の建物が国の重要文化財に指定されています
本堂や祖師堂などの諸堂の屋根は柿葺(こけらぶき)だそうで、
瓦などでは絶対に出せない優美な曲線美の屋根
ちょうど参詣した日は良い日和で桜も満開で、何もかもが最高の気分でした
はじめは拝観料を納めて境内をゆっくりお詣りするだけのつもりでしたが、
突然で、しかも少人数にも関わらず、ご厚意でご開帳をしていただくことができました
ご開帳をしてくださったお上人は、とても柔和な雰囲気の方で、午後から用事を控えていたにも関わらず、
私達に全てのお堂や妙成寺の歴史を優しい語り口で丁寧に教えてくださいました
偶然にも私達が以前勤めていたところの上司と同級生ということを知り、
ますます勝手に親近感が湧いてしまいました
妙成寺は、私の想像より遙かに素晴らしいお寺でした
ぜひぜひ、お檀家さんと一緒に改めて団参で訪れたいと思いました。
その思いは、一緒に参詣した総代さんも同じだったようです
日蓮宗の檀信徒でなくても、きっと、良いお寺と思ってもらえるんじゃないかな
戦時中、空襲にもあっていないので、奇跡的に昔のままの状態で残っている貴重な建物ばかりです
こちらは駐車場から山門へ向かうところです
この時点で私の心は少し浮き足立ってました
右から、鐘楼 本堂 祖師堂です
そして五重塔
妙成寺へ向かう途中の道すがら、見えるんですよ
海の近くに建っているお寺なので塩害や土地柄、大雪のことも考慮し、
建立当時は木の太さも他の五重塔より太めの木材を選ばれているそうです。
そして朱の五重塔だったそうですが、年月と共に今のような感じになりましたが、
所々、名残がありました。
個人的には、朱塗りよりこちらの方が趣があって素敵
仁王門をくぐると五重塔が正面に
左手にては経堂がありました
そこには一切経が全て納められています圧巻
境内を全て案内していただいた後、書院にてお茶をどうぞと言っていただきました。
そうしたら、妙成寺の貫首猊下がお出ましになり、
一緒に書院を案内賜り、奥様には美味しい珈琲とお菓子をご馳走になりました
こちらは、書院から望む五重塔です。
書院の窓から望む景色は、手前に庭園、奧に五重塔、そして周りには季節の木々。
とても美しい一つの絵画のようでした
全ての場所を写真に納めたわけでもありませんし、もっともっと紹介したいところが沢山あります
ぜひぜひ、皆さん一度と言わず何度でもお参りください
歴史と共に活きているお寺で、日本らしい侘び寂びが感じられるお寺です
最後に・・・
何から何まで大変にお世話になり、ご厚情を賜りました貫首猊下と奥様とうちのお上人
色々ご案内くださったお上人は用事で出かけられて御礼のご挨拶ができませんんでしたが、
本当に感謝いたしております
ご多忙にも関わらず、ありがとうございました
そして厚かましくも、私達も一緒に
奥様が撮ってくださいました
2012-04-22 19:06
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0