鬼形鬼子母神 開眼法要並びに先祖代々法要 [◆法華寺にて◆]
6月24日(日)午後2時より
京都府京田辺市 日蓮宗 法華寺では、
鬼形鬼子母神の開眼法要並びに先祖代々法要が厳修されました
今年に入り、お上人が縁あって鬼形鬼子母神尊像をお祀りすることとなりました
しばらくは法華寺本堂にて写真のようにお祀りしてお経を上げてはおりましたが、
高名な仏師による鬼子母神尊像であり、
(私の)素人目にも筆舌に尽くしがたい素晴らしさを感じました
そこで、しっかりとした開眼法要をしたいと常々お上人は考えていました。
そんな折、滋賀県の青年会(僧侶で結成されている会です)で
お上人がこの鬼子母神様を法華寺にお迎えすることになった経緯や
仏師の名前など写真と共に青年会の方々にお見せしたところ、
会長である福山上人が、その仏師の名前などもご存知で、その上、
「このような素晴らしい鬼子母神尊像を一度ぜひ拝見し、
お経を上げさせていただきたい」
と仰ってくださいました
こちらとしても、そのような有り難いお話はないです
日蓮宗では大荒行といって、毎年11月1日から2月10日までの
100日間結界の中にこもって水行などをする修行があります。
その修行の時に、鬼子母神様と共に行場に入るのです。
ですから、100日間の荒行堂で修行を積まれたお上人方に
お経を上げていただくことは、法華寺でお祀りする鬼子母神様にとっても、
大変に意味のあることだと思うのです
ですから、開眼法要を是非ともお願いしたいと申し上げました。
そしてそのお話が現実となり、24日に開眼法要をすることとなったのです
当日は滋賀県より福山上人を筆頭に、清水上人、神山上人、佐橋上人、今江上人の
5名の修行を積まれたお上人方がお越しになりました
どのお上人方からも「是非お経を上げさせていただきたい」と
仰っていただけるほど素晴らしい鬼子母神様なのだなぁ、と
あらためて感じました
住職含み6人の僧侶によるお経は迫力がありました
通常の法要では、下記動画にあるように常にお経を早く読むという
ことはありませんが御祈願・御祈祷となると違いますね
これが日蓮宗のお経の醍醐味だと喜ばれる方が多いのも頷けるほど、迫力がありました
当日の法要の模様を動画でご覧ください
http://www.youtube.com/watch?v=Am2vHzWairk
ご宝前にて
代表してくださっている方が福山上人です
手に持っているものは木剣(ぼっけん)といって、
平たく言うと、これで全ての魔事魔性を斬るのです
http://www.youtube.com/watch?v=Bej1Rl-F3L0&feature=channel&list=UL
そして、参詣の皆様にも加持祈祷をしてくださいました
http://www.youtube.com/watch?v=ZlLRFviGsik&feature=relmfu
こちらが終わると、今度は法華経の経典で一人一人の体をさすってくださいます
私はいつも法要中に色々な雑務があるので、こういったことは
受ける機会がないのですが、今回の法要では是非お加持してほしいと思い、
ちゃっかり本堂の一番入り口に立っていたら、お加持を受けることが出来ました
有り難かったです
法要後は福山上人にお話を頂戴いたしました
信仰の態度、考え方について分かり易く、説得力のあるお話を拝聴することが出来ました
そして法要後は、お上人方にお時間をいただいて、
当日の諸々の準備、接待を一緒にしてくれた菩薩団員と
懇親会をいたしました
どのお上人方も気さくで物腰の柔らかい方ばかりなので、
とても楽しいひとときでした
この場をお借りして、きっかけを頂戴しました福山上人、
そして清水上人、神山上人、佐橋上人、今江上人、
本当にありがとうございました
余談ですが、お上人方がお帰りになった後は、
当日の法要に関する喜び・興奮冷めやらず…で、
夜が更けるまで、更けても尚、懇親は続きました
2012-06-26 04:13
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