はなまつり [◆法華寺にて◆]
昨日は全国各地どこのお寺でも(ごく一部を除いては)
はなまつり一色でしょうね
4月8日は、お釈迦様のお誕生日ですよ
皆様にもこの世に生を受けた日があるように、
お釈迦様は4月8日がまさに、その日なのです
お寺でも、数年前に寄贈していただいた花御堂に
お釈迦様を安置し、甘茶をかけてお祈りいたしました
後ろの香炉とお釈迦様が同色で見えずらくてごめんなさい。
法事の方や、散歩がてらの方達にも、アマチャをかけて
お釈迦様の日を一緒に祈っていただきましたよ
今日は久しぶりに春の陽気に戻ってポカポカ陽気でした
道路側の桜は満開
桜という木は、ず~っとでも眺めていられる美しさですね
本堂から見た桜の景色
久しぶりのお天気に桜も喜んでいるように感じます
皆さんウォーキングの足を止めてご覧になったり、
ライトアップも喜んでくれています
お天気も良いし、お寺の桜を見に来ましたと仰る方が、
門をくぐると、まずは本堂前で手を合わせ(法事中だったので堂内には入れなかったのです)
外の観音様に手を合わせ、そして桜を愛でていました
桜を見に来たとは言っているけど、お寺に入った際の礼儀は重んじて
仏様に手を合わせてから、目を細めながら桜に魅入っているお姿を拝見し、
そういう背中を見て、子供・孫は学び、育っていくのだなぁと感じながら、
私も一緒になって少しお話しをしながら桜見をいたしました
丁度、その方がお帰りになるとき、私がまた所用で境内に出ていたのですが、
「これ、気持ちだけやけど、お供え」
と言って紙に包んだお供えを頂戴しました。
法事中なので私に預けてくれたのだと思います。
時々、私達が留守中にお参りに来られた方で、お賽銭箱に紙に包んだお供えを
入れてくださっている方がいるのは承知していましたが、無記名でしたので
ずっとどなたか分からずにいましたが、今日それがこの方だったと知りました
今までも常々、一日の出来事などを仏様に報告はしてきましたが、
今日はまた特別な感情を持って報告することがふえました
心がじんわりと温かくなるのを感じました
今年もライトアップ☆☆☆ [◆法華寺にて◆]
桜が・・・ [◆法華寺にて◆]
昨日は台風のような一日でした。
けれど今日は春、まさに春のようでした
ふと顔を上げたら、桜の花が咲き始めていました
道路に面している桜の方が日当たりのせいか、開くのも早そうで
いつも下ばかり見て歩いているわけではないのですが、
いつの間にか本堂前の椿も満開
ニュースでも桜を始め、全国各地で色々な花の便りが
聞かれるようになってきましたね
暖かくなり、花々が咲き誇り、花粉症さえなかったら、
気分も明るくなる楽しい季節の到来ですね
境内の緑も色艶が良くなってきています。
元気が出てきている雰囲気です
寒い冬があるから、春の穏やかさが嬉しくて、太陽の有り難さを、
あらためて実感します
境内にひそかに佇んでいる狸さんも、喜んでいるのかな
法事にて [◆法華寺にて◆]
今日は4月1日、エイプリルフールですね
だからといって頭の固い私は粋な嘘やジョークも思いつかずで一日過ごしました
一応念のために申し上げておきますが、今日のブログに書くことは勿論、嘘でも作り話でもありませんのでね
今日はお寺で法事があったのです。
本堂で法要後、近くの墓地へお参りして、その後、お寺にて食事をしていただきました
お寺を使っての法事は勿論、食事も珍しくはありません。
葬儀だって出来るのですからね
今日の法事は子供も含めて全員で17名。
昨今、簡素化といいますか、本当に身内だけで(しかも夫婦のみとかで)法事をされる方も珍しくなくなってきました。
そんな中、親戚が大勢集まってされるのは、個人の遺徳もありますが、平素の親戚付き合いも大きいと思います
話は少し逸れてしまいましたが、法事後の食事をお寺でされる場合、
人数が数名であろうと数十名であろうと、私が準備・片付けを一人でするわけです。
皆さんが本堂で法事をしている間、私がお膳を並べたり飲み物の準備等、全力でしています。
私はノロマなので、端から見たら普通かもしれませんが、
本人的には全力でやっているのです
料理屋さんではないので、至らないこともあるでしょう。
でも、できるだけ皆さんが困らないように、ゆっくりと召し上がっていただけるように、
そしてまた親戚間の交流も深めて欲しいと願って、頑張っているつもりです
時には、何を勘違いしてか、
「氷はないの?」 「炭酸が飲みたいんだけど」 「タッパ、ちょうだい」 「お茶のお代わり」
などなど、言ったら枚挙にいとまがありませんが、
私を店の仲居さんのように思う方もいらっしゃいます。
まぁ、世間に出ていない10代後半や、どういうわけか20代がほとんどですが
「ここは、お店ではないから色々あるわけではないのよ。ごめんなさいね。」
と伝えるのが精一杯です
親御さんから、きちんと言って欲しい・・・と心で思いながら
本音を言えば、場所代を貰っているわけでもないし、私自身が、お手当を貰っているわけでもない。
これがお店だったら、サービス料で10%かかったりしますし、部屋代をとるところもあるでしょう。
ただ、お寺ではあくまで私の気持ち(善意)でしているわけです。
ですから何も求めていないし、感謝をして欲しいわけでもない。
これも私の仕事で有り、私の修行になっているのですから。
けれど、お寺でのこういう状況で、どこまでもやってもらって当たり前の感覚は、
チョット私は理解に苦しむなぁ、って思うときもあります。
そんな心のモヤモヤを抱えながらの仕事は日常茶飯事ですが、
今日の法事では、逆にこちらが恐縮してしまうほど、お檀家さんが協力してくれました
食事の準備は勿論私が全てしましたが、
「これは奥さんに」
と言って、私にお膳を用意してくださったのです
しかも、いつでも動けるように事務室で控えていた私の所にわざわざ持ってきてくださったのです
お膳が嬉しかったのではなく、そういうお心遣いが本当に温かくて、有り難いなぁって涙が出そうです。
親戚の皆さんに配る手土産を私の分まで更に用意してくれて、皆さんと同様にしていただきました
勿論、お上人は皆さんと同席して食事をよばれました。
仏教的には、お坊さんに食事提供することも、お布施(喜捨)することと同様に
功徳を積む行いの一つなのですが、
今日の施主様は特に人に対して施しの心を持った方なので、
私にまで用意してくださったのだと思います。
そして、片付けまで綺麗にしていってくれました。
私もお手伝いはしましたが、いつもは私一人でしていることを考えると、
「私、こんなに良い思いをしていいのかな?」 「私、きちんと用意できたかな?」
って、自問自答し一人反省会をするほど自分を省みました
檀家さんは畏まった感じでもなく、ごくごく普通に当たり前のように、私に対しても感謝と気遣いをしてくれました。
そのお気持ちだけでも十分に嬉しくて、お陰様で当分、何があっても頑張れそう
私たちがお世話になっている東京の菩提寺でも、私たちは法事の後、
お上人方にお布施の他にお膳料をお渡しします。
それによって私たちの功徳となりますし、そこには日頃からご先祖様を供養していただいてる感謝があるからです
本来はお坊さんも一緒に食事をした方が、ゆっくりとお話しできる良い機会ですし、
相互理解も深まり、親しみも深まると思うのです。
しかし、忙しいお寺ではそういうわけにもいきませんので、気持ちとして包ませていただいてます。
法事一つをとったって、やはり人と人との関わり合いほど重要な事はないなと感じますし、
お互いの信頼関係が大切なのだと感じます
色々と思うがままに書いてしまいましたが、今日私が感動した法事でのエピソードをお知らせしたかったのです
春季彼岸会法要(京田辺市 法華寺) [◆法華寺にて◆]
昨日は京田辺市 法華寺の春季彼岸会法要でした。
お彼岸の期間は23日で明けているのですが、
諸事情により本年の春彼岸は、昨日(25日)となりました
一昨日と打って変わって、朝から快晴
相変わらず風は冷たいけれど、陽射しがあって嬉しかった
参詣のお檀家さんとも、
「昨日は雷雨やら雹やらすごかったですね~ 法要が今日で良かった」
と、そんな話が一番先に出てきてました
東日本大震災物故者慰霊のお位牌もご宝前に安置し、
卒塔婆も建立し、彼岸会法要と共に厳修いたしました。
お檀家さんからは、沢山の供物をご宝前へお供えしていただき、ご回向いたしました
本堂に用意した椅子が足りなくなるくらい、皆さんが参詣してくれましたので、
お焼香も堂内に煙が立ちこめるくらいで
そういう皆さんのお気持ちが力となり、ご先祖様の供養になります。
そして何より、施餓鬼供養といって、餓鬼の世界へ墜ちて
しまっているものたちへの、供養となります
餓鬼の世界では、食べ物は勿論、手にして物が全て火に変わってしまうのです。
お腹が空いても、何かが欲しくても、手にしたと思ったとたん、
火に変わってしまうのです。
そんな餓鬼でも、お彼岸・お盆の施餓鬼供養では、
お供えしてもらった食べ物・飲み物が火に変わらないので、
食べることが出来るのです
それは、その世界にとっては何よりの供養でしょうね。
そして、その供養という気持ちが、私たちの功徳となり、
自分の善業(※1)となっていくのです
ですから、昨日の法要で多くの檀信徒さんが手を合わせ、お焼香をし、
財施・物施を奉納したことは、餓鬼の世界で生きるものにとっては、
大きな大きな供養となったことでしょう。
そして皆さんにとっても、大きな大きな功徳となったでしょう。
法要の様子を見ながら、手を合わせる皆さんの姿に、
そのようなことを考えていました
そして皆さん各々、ご自身のご先祖様に卒塔婆を建立し、
法要後、ご自身の家の墓前へ持参し供養していらっしゃいました
墓地をお持ちでない方や、遠方の方も、法華寺本堂にて安置することによって建立できます。
そうされる方も多く、供養したいと思う皆さんのその気持ちを
私たちも大切にしたいと、いつも思います。
昨日は菩薩団会長が所用で法要に来られなかったので、
副会長がお上人方の入堂の太鼓、そして法要中のお題目の太鼓を叩いてくれました
彼岸会法要に引き続き、東日本大震災慰霊法要もいたしました。
皆さんと共に祈ることで、より気持ちも高まります
お上人の祈りの読み上げにも力が入ります。
法要後は住職法話。
皆さんにご協力いただいた湯たんぽ支援の報告をした後、
ホワイトボードを使って法話をいたしました。
初参り [◆法華寺にて◆]
初参りというと【神社】というイメージが大きいですが、
神社でなければならないということはありません
むしろ、自分の家の宗派で、しかも菩提寺があるのなら、
菩提寺(※1)でお勤めなさるのが一番良いことだと思います
自分がこの世に生を受け、いずれ亡くなるその日までを、
自分の成長と共に、菩提寺の仏様に見守っていただけることに、
私は意味を持つと思います。
先日、3月12日に京田辺市 法華寺で初参りがありました。
その方達は2年前にも法華寺で初参りをされております。
その時の可愛い赤ちゃんが、今回はお姉ちゃんとして、
妹の初参りに参列しているのです
本堂で法要をした後、境内にある子育て観音に手を合わせ、
その子の無病息災、発育増進を祈りました。
その後、皆さんで一緒に写真を
お姉ちゃんも妹さんも、これからもずっと仏様が
見守っていてくれるからね
皆さん、良い笑顔
おめでとうございます
※1・・・菩提寺(ぼだいじ)
先祖よりその宗派に帰依(きえ)して位牌(いはい)を安んじ、祖先の遺骨を葬り、
その菩提を弔う寺院をいう。
お上人ご夫妻来寺 [◆法華寺にて◆]
今日は大阪府能勢町にある真如寺様にお勤めの宮本上人ご夫妻が法華寺へお越しになりました
私のブログにも何度か能勢の真如寺様、そして妙見山のことはUPしておりますが、
真如寺様は関西身延とも言われていて、また妙見山は全国から参詣者が来られますし、
日蓮宗の本山ではないものの、とても有名で立派なお寺です
ただお寺が大きいと言うだけではなく、信仰のお山だと思います
宮本上人は、今は真如寺様の方でお勤めになっているそうですが、
お参りに伺うと、受付のところで、いつも温かい笑顔で対応してくださるお上人です
宮本上人のことはもう10年以上前から存じ上げておりましたが、
こうしてお話しさせていただく機会を得たのは、ここ数年のことだと記憶しています
真如寺様に参詣の際や、住職と菩薩団会長が京都一部青年会の会合に
お邪魔したときにお会いしたり、とご縁をいただけたおかげです
プライベートで初めて来山くださいました。
奥様とも初めてお会いしたのですが、とても可愛らしい方でした。
お話ししていても楽しそうに笑ってらして、このような奥様なら温かく
楽しい家庭を築くことが出来るのだろうなぁと思いました
宮本上人とも奥様とも、こうしてゆっくりとお話しさせていただくのは
初めてのことでしたが、とても話しやすい気さくなお方でした
今までに既に何回も会っているかのような錯覚に陥ってしまうほど、
自然で楽しい時間でした
本堂でお経もあげていただきました
そして最後に一緒に写真をお願いいたしました
前列中心が宮本上人。そして右隣が奥様
左隣は法華寺総代の奥様。
総代さんはお仕事でおいでになれなかったのですが、
ご夫妻でもう40年程、妙見山にはお参りに行かれていて、
宮本上人がいらっしゃるとお話ししたら、
是非お会いしてお話が聞きたい、お経を頂戴したいと法華寺においでになりました。
後列左は住職。
右隣は菩薩団会長 守岡さんです
守岡さんもお仕事中でしたが、宮本上人とも面識があり、かけつけてくれました
この写真からも、楽しそうな雰囲気が伝わってきます
法華寺 歳末法要 [◆法華寺にて◆]
12月25日(日) 京都府京田辺市 日蓮宗法華寺では、
年内最後の法要がありました。
朝から冷えましたので、黒豆茶を用意しました
寒い日でしたが、本堂では皆さんご家族一緒だったり、お孫さんを
連れてきてくれたり、小さなお子さんが一緒だったり、
外は寒くても心はなんだかホンワカしました
世間では老若男女が一緒になる機会って、ありそうでないと思うんです。
お寺はそういう空間、場所であるべきだと思うし、みんなが来やすく、
集まりやすい場所でありたいと願っています
小さいお子さんはママと一緒にお焼香、お孫さんはおじいさんに
教えられながらお焼香
今は祖父母から父母へ、父母から子どもへ、子どもから孫へ、という
信仰の教え、生活の智慧の教えが希薄になっていますので、
そういう姿が良い風景だなぁと思い、自然に顔がほころんでしまいました
一所懸命にお経本を見ていますね
こんなに小さな頃からお寺に来てくれるって有り難いなぁ
法要中も大きな太鼓の音が鳴ろうが、周りで皆が団扇太鼓を叩こうが
ず~っとニコニコしてご機嫌 おとなしかったです
歳末法要では、樒で参詣者一人一人の邪気を払いご祈祷いたします。
赤ちゃんは、ちょっとビックリしてたけど
そして法要後は、いつものように住職法話。
そしてその法話の中で、宮城県南三陸町から届いたお米の話に触れ、
最後にそのお米を皆さんにご供養としてお分けし、
持って帰っていただきました。
そのお米に関しましては、後日、詳細を改めてブログにUPします
お上人が手に持っているお米が南三陸町から届いたお米です。
それにしても・・・ なんかお米を持つ姿・・・ 似合ってる(笑)
会長起きて~ [◆法華寺にて◆]
先月、本要寺お会式並びに定光院・比叡山参拝の日のこと。
法華寺で解散した後、数名で夕飯を食べに行きました。
お酒が入り、疲れも出たのでしょうね。
菩薩団会長は眠りにつきました(笑)
日頃の個人的な借りをかえすべくUPさせていただきます(^o^ゞ
会長、お~き~て~(^o^)/
お手伝い [◆法華寺にて◆]
昨日、菩薩団会長と湯たんぽを買いに行くことになり、
会長がご自分のお仕事の合間にかけつけてくれる間、
お寺で大津と京田辺の二ヶ寺分の郵便物の発送準備をしていました。
するとそこへ、玄関から 「こんにちは~」の声が
出てみると、お檀家さんが
お子さんが急にもよおしてしまって、偶然お寺の近くを
車で走っていたからトイレを借りに寄ってくれたのだそうです
良かった~、お寺に居て
「どうぞ、どうぞ」
と中に入ってもらい、お話しが始まったときに会長が登場
会長はタイミングが良いですね
普段から親しくさせていただいているので、話にも花が咲き、
子供はチョット退屈気味
でも、お父さんが皆と話しているからと、じっとおとなしく
待って居るんです
もう可愛くて、意味もなく頭をナデナデ
「アイス食べる?」
って耳元で聞いたら、
「食べてきた」
って小声で答えるから、更に可愛くて
私は別室で相変わらず発送準備をしていたのですが、
ハンコを押すのなら小さい子でもできるかなと思い、
「おいで、おいで」
って手を引き、隣の部屋へ・・・
(なんか私、変な人みたい)
楽しそうに、次から次へとハンコを押してくれました
お手伝い、ありがとう
こんな小さな手で・・・ かわいい
昨日はパパさんがお仕事お休みだったから、
一緒に用事で出かけていたみたい
昨日はピグ友さんとの出会いもあり、お寺に来訪者もあり、
夜は夜で所用があり・・・
帰りは遅かったのですが、楽しい一日だったなぁ