桜見＆バーベキュー

昨日は夕方から毎年恒例の夜桜花見＆バーベキューをしました。
檀家さんとかお寺とかという括りなどなく、普段から親しくしている者同士、
更に交流を深めようということで


筆頭総代さんが美味しい上等なお肉を用意してくれ、
総代さんも美味しいお肉を焼くなら良い炭をと一式貸してくれるし、
奥様はおにぎり握ってきてくれたり、おうちで作ったタケノコの煮物を持ってきてくれたり・・・
大ご馳走です


夕方から筆頭総代奥さんと野菜を切ったり、こちらもおにぎり握ったり
お酒のつまみを用意したり食後に食べる豆乳プリンも作りました


いつの間にか外ではお肉を焼き始め、子供たちが大はしゃぎです
近所の子供も交じって、大盛り上がり













一番先に咲き始めた桜は、前日の風雨によってだいぶ散ってしまいましたが、
ピンクの桜の絨毯のように綺麗でした





子供たちは子供同士、キャッキャ言ってみたり、と～っても賑やかで、走り回って大はしゃぎ
テンション上がり過ぎて本堂の太鼓を叩き始めたときは、さすがに夜なので周囲に迷惑がかかると
注意しましたが、あとは本当に楽しそうなので、放っておきました
菩薩団会長を伴って、ちょっとした肝試しをしたり、
子供たちが楽しそうにしている声は、本当に良いですね


子供たちが皆帰った後、大人だけ残ったら静かなこと（笑）
それはそれで、しっとりとお酒を酌み交わし、
夜遅くまで大人の時間を過ごしました

けど・・・　桜はライトアップしていたのに、みんな食べたり話すのに夢中で見ていたのかなぁ

まぁ、いいんですよね。
こうしてお寺に人が集まって楽しく盛り上がれるということに意味があるのですから


今日は疲れが残っていて体がいつも以上に重いです
これは・・・　決して太ったからではないと思いたい

おたより

ドルトムントで開催されていた世界卓球も終わりました。
テレビで放映されていたにも関わらず、ヤフーニュースはじめメディアでの扱いは、
他のスポーツに比べたら無いに等しく、なんだか残念、寂しい気持ちです
それにしても、日本の卓球界も若い選手や（若いけど）ベテラン選手もいて今年のオリンピックも楽しみですね



そういえば、先日お檀家さんがドイツのお土産を持ってお寺に来てくれたときのことはＵＰしましたが、
その翌日、その方のご縁で知り合ったドイツのご夫婦から手紙が届きました
お檀家さんと、ちょうど、そのご夫婦の話もしていた矢先のこと

http://shibainu-daisuki.blog.so-net.ne.jp/2011-11-06


そのタイムリーさに驚きと喜びが
いつも手作りのカードを作って手紙を書いてきてくださる奥様モニカさん
日本が好き日本語が好きと一所懸命に日本語を学び、手紙も平仮名で書いてきてくれる


私が以前出した手紙は、日本らしい純和風なグリーティングカードに英語で書きましたが、
今回は、日本語（ほぼ平仮名）で、和紙に筆で書きました
以外に日本語の平仮名で、しかも日本独特の言い回しを排除して手紙を書くということは難しいものですね

今日、ドイツ宛郵便、出してこよう
何日くらいで届くかなっ

深夜までの交流

昨日の夕方、お檀家さんから電話がありました。
その日ご自身に起こった出来事で、どこか釈然としない、
モヤモヤした気持ちが残ってしまっている、とのことでした。
宗教が絡んだ話だったので、気持ちの整理の仕方は難しいと思います。
だからこそ、お上人に電話してきてくれたのだと思います。



電話より直接話しましょうということになり夜８時にお寺でと
約束しましたが、ふとお上人が、いつもお寺で話しているけど、夜だし、
たまにはお酒を飲みながら店で話すのも、気分転換になるのではないか
と思い立ち、予定変更


私はお二人でゆっくり話した方がいいかな、と思い送迎係のつもりで
お二人をお送りしました
ところが　「ご一緒に」　と言っていただき、急遽、私も参加することになりました
お上人の言葉を借りるなら、私も参戦しました




お上人は仏教の話や世間話など織り交ぜながら色々説明をしてくれました。
日蓮宗のことのみならず、世間を騒がしている新興宗教の成立から
現在の体系にまで話は及び、とても興味深い話でした。
少しずつお檀家さんの気持ちも晴れていくのを感じました


その方自身、物腰は柔らかいけれど、強い芯（ぶれない気持ち）を
お持ちの方ですから、ウダウダと悩むというよりは、気持ちの整理の仕方を
模索していたように感じます



最初の一時間くらいは仏教のお勉強も兼ねたお話しをしていました。
あとはもう色々とお互いの話をしていたのですが、私も珍しく自分の事を
さらけ出すように話せたと思います
そのお檀家さんとも物の見方、思考回路がよく似ていて、より話が盛り上がってしまいました
お上人に二人で前向きなアドバイスをもらいながら、話を聞いていました。





そうこうしていたら日付も替わっていたようで、ふと時計に目をやると、
深夜２時を回っていました・・・
そのお店は朝の５時まで開いているので、その時間からでも
お客さんがどんどん入ってきていました。
だから余計に時間に気づかなかったのかもしれません


結局、６時間くらい話していました
心地よい疲れ（話疲れ）だけが残りましたが、とても有意義な時間を過ごせたと思います
お檀家さんが、何かここぞと言うときに、お上人のことを
思い浮かべ相談してきてくれる、声をかけてくれる、という関係が、
より嬉しかったからかもしれません。



お寺は葬儀や法事、仏事だけをするところではありません
少なくとも、そういうお寺は目指していません


人と人との繋がり、信頼関係が今の時代、特に希薄になってきているのを感じます。
本来、人の営みは他者との関わり、繋がりとは無縁にはなれません。
私達も、気軽に皆さんが話せる、何でも聞ける環境を作りたいと考えています



檀信徒さんからの相談を待つだけではなく、お寺側も日頃から
皆さんを気にかけ声をかけ、信頼関係を築いていけたらと願っています

信仰の親交

３月１６日、浄土宗の山下上人が来山されました。


お師僧様のところへ伺った帰りに立ち寄ってくださったそうです
お上人も偶然お寺にいたところで、
２，３年ぶりにお会いしましたので話も盛り上がりました

山下上人は現在、滋賀県の水口で浄土宗　浄土寺のご住職をされています。
ですが、もともとは、ある仏壇屋さんの従業員でした。
とても誠実で実直な人柄には定評が有り、信頼も厚い方でした。
そういう山下さんの人柄に惹かれた浄土宗のご住職が
何度も仏道への入門を勧めたのが、きっかけでした。


一般家庭の方が僧侶になるというのは、本当に大変なことです。
お寺に生まれ、僧侶の道を志す方達とは、また別の苦労があります。
全く何の土台もないところから全てを始めなければならないのです。
仏教に関わる書籍や衣、仏具から何もかもです。

本当に色々と紆余曲折を経ながらも、常に前向きで、
誰を責めることもなく、誰のせいにすることもなく、
一所懸命に歩んでおられました。


住職になられた今でも、常に向学心を持ち続けていらっしゃる。
優しい語り口調で、しっかりとした信念をお持ちのお上人です。
宗派は違いますけれど、これから益々のご活躍を、
心から期待しております


記念にお写真を撮らせていただきました
うちのお上人が持っているお数珠は、山下上人が、
まだお勤めになっていた頃、プレゼントしてくださった想い出の
お数珠です　
その数珠を手に持つ度に山下上人を思い出し、
有り難く使わせていただいています

お菓子が届きました

先日お寺を訪ねてくださった長谷川上人からお菓子が届きました

http://shibainu-daisuki.blog.so-net.ne.jp/2012-02-28

美味しそうですね

美味しかったです

勿論、ご宝前にお供えしてからお下がりをいただきましたよ
あとはまた、お檀家さんと一緒にいただきます
ありがとうございました

会長 歩いてます

法華寺菩薩団会長は、夜な夜な、こんな感じで家族と共に歩いています!
一度ご一緒しましたが、娘ちゃん、途中でチョット眠くなったり、リュックの中で正座していて足が痺れたりと(笑)
とにかく可愛い、その姿♪
会長も頑張ってますね〜(^-^)

Facebookがご縁で・・・

昨日、京都　西賀茂にある　本派日蓮宗(※１)　妙晃寺様の
副住職ご夫妻が京田辺市　法華寺においでになりました




お互いに　「はじめまして」　の出会いでした。

法華寺を訪れてくださったきっかけは、冒頭にあるようにFacebook。
お上人が妙晃寺様が開設しているFacebookに【いいね！】を
押したから(笑）

私はアナログ人間なのでFacebookはやっていないのですが、
そういう機会で縁が繋がることもあるのだなぁと感心しきり

妙晃寺副住職の長谷川上人も、以前から法華寺のHPやブログを
ご覧くださっていて、法華寺というお寺に興味を持っていたとのこと。
それでもきっかけがなかったから、来寺は躊躇われていたと
昨日仰っていました。

その法華寺から突然Facebookに【いいね！】がついたから、
それをきっかけに来てくださったのだそうです
嬉しいですね

うちのお上人も以前より妙晃寺様は熱心な信者さんの多いお寺として
存じておりました。
そんな矢先、Facebook開設を知り、すぐに【いいね！】を
クリックしたんだそうです
お互い気になっていたなんて、既に縁は結ばれつつあったのですね


先週、これも偶然ですが、大津組寺(※２)寺院のご住職の通夜・葬儀があり、
二人で伺っていたのですが、そこで妙晃寺様の前ご住職に
お会いしていたのです。
９０歳を越えられても、なお信仰心は篤く、お坊さんとしてだけでなく、
人として素晴らしい人格者だと、お上人は感激していました


更に、大津市本要寺の筆頭総代のお祖母様が、妙晃寺開山(※３)上人の
篤信者（※４）だったそうで、今でも総代さん宅へお参りに伺うと、
妙晃寺様の経本が使われているそうです


そんなこんなで、今まで直接的な縁がなかったものの、接点は有り、
その点と点が繋がって線となって、ご縁が結ばれたような気がします
こういうご縁こそ、出会うべくして出会ったような、繋がるべくして
繋がったような、いつかは縁を持つ運命にあったような気がして、
更に嬉しく、有り難く感じます

属している派は若干違いますが、お寺として今後どうあるべきか、
何を求められているのか常に考え、既存のものに乗っていくだけでなく、
試行錯誤しながらのお寺作りをするもの同士、これを機会に
刺激し合っていけたら有り難いと思います

本当にようこそお越しくださいました



※１・・・本派日蓮宗（ほんぱにちれんしゅう）
　　　　　　ほぼ日蓮宗と法要・教義は一緒です。
　　　　　　日蓮宗から派生しています。


※２・・・組寺（くみじ）
　　　　　　同じ日蓮宗で近くのお寺同士、法要等、
　　　　　　お互いお手伝いし合う間柄。


※３・・・開山（かいさん）
　　　　　　そのお寺を開いた人のこと。


※４・・・篤信者（とくしんじゃ）
　　　　　　特に信仰に篤い人のこと。

過去の観光話

昨年の話なのですが・・・
昨年１１月に東京で会議があり、お上人とお檀家さんたちと
参加してきたことは既にブログにはUPしておりますが

http://shibainu-daisuki.blog.so-net.ne.jp/2011-11-29-1

その会議が終わった後、帰りの新幹線まで時間があったので
観光をしました。
その時の写真を今更ですがUPします


こちらは皆さんご存知の通りスカイツリー
車で通りすがりに写したので、あまり上手に撮れていませんが、
昨年１１月の時点でだいぶ出来上がってきているのが分かりました





６３４メートルは、やはり大きいですね
どこからでもよく見えます


そして、こちらは柴又　帝釈天
『男はつらいよ』の舞台として有名ですよね。
帝釈天は、日蓮宗のお寺なんです
本堂の彫刻は一見の価値ありです
素晴らしい掘りですよ



会長が来ている白い上着は行衣（ぎょうえ）といいます。
背中には参拝した寺院の朱印が押してあります



帝釈天の参道を歩き、まさに「男はつらいよ」の
団子屋とらやの雰囲気、景色を彷彿とさせるお店で
天丼をいただきました
とらやはセットでしたが、こちらのお店は撮影当時からあり
キャスト・スタッフの方々がお見えになった想い出のお店です

すごいボリュームですよね





軽く昼食を済ませた後だったにも関わらず、皆で完食
やはり、そこでしか食べられないもの
そこだから食べようと思うものって無理してでも
食べたいなぁ、なんて思ってしまいませんか
私が食いしん坊なだけ・・・
お店の中からの参道への景色
ん～、雰囲気ありますね



そんなこんなで時間は過ぎていき、柴又だけ行ってまいりました
みんな会議での緊張や疲れなどで帰りの新幹線は
寝て帰りましたが、少しですが観光も出来て
充実した二日間でした

恭賀新年

皆さま、明けましておめでとうございます。

時計の秒針が１２時をさし、まわった時、お檀家さんと新年の法要をしました。
清々しい法要となりました。

菩薩団会長 守岡さんは、予想以上の体重増加により新年早々ショックを受け、今年は８キロ痩せる目標を立てました♪
皆さま、見守ってくださいね(^_^;)


2012年が皆様にとって充実した年となり、心穏やかに過ごせますように☆

大晦日

今年は滋賀県大津市 本要寺の檀家さんと、京都府京田辺市 法華寺の檀家さんと、大晦日を過ごしています。

皆様、本年もお世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください。

明年が日本にとって、皆様にとって光ある温かい素晴らしい一年となりますように。