湯たんぽ(※是非読んでいただきたい) [◆法華寺にて◆]
ちょっと前のブログで、被災地では暖をとる手段として
湯たんぽなどが望まれていることを記載しました
http://shibainu-daisuki.blog.so-net.ne.jp/2011-12-03
その被災地の生の声を、お寺の法要時に菩薩団会長が皆さんにお話ししました。
そうしたら、すぐに翌日には、この湯たんぽを被災地へ
送って欲しいと15個の湯たんぽを持参してくれたお檀家さんがありました
その温かい思いが嬉しいのと同時に、早速行動に移す大切さを改めて感じました。
実際、被災地ではどういう状況なのか伺ってみると、
やはり湯たんぽは全く足りておらず、いくらでもいいから、
一日でも早く送ってほしいとのことでした。
菩薩団会長に報告したら、更に買い足して、すぐに被災地へ送りましょうということで、
昨日早速買いに走りました
会長も寄付してくださり、お上人との寄付と併せて68個購入。
預かっていた15個を足して、83個送ることができました
これでもまったく足りないのですが、それでも一人でも
暖をとることが出来ればと願っています。
関西でも夜は寒くてストーブが必要なときがあります。
東北では、とっくに冬が始まっているのです。
ストーブなど火を使う物は危険だから使えず、
凍えるような寒さの中、段ボールを布団に巻いてみたり、
窓に貼ってみたり、被災地の方は懸命に生活してくれています。
湯たんぽがあるだけで、どれだけ違うか・・・
私たちが日常で当たり前のように使うストーブが、
被災地ではとても贅沢なことなのだと思うに付け、
私たちが何か一つ我慢すれば、湯たんぽが一つ買える。
無理矢理にすることはないですが、ちょっと節約すれば
湯たんぽを買うくらいはスグだと思うのです
皆さんも各々、色々なかたちで支援をされていると思います。
それを是非、継続していきましょう
一人一人の力は小さくとも集まれば、自分が思う以上に大きな力となるのです
宜しくお願いいたします。
また、これは余談になるのですが、湯たんぽは段ボール9個になりました。
その送料だけで13,260円。
運送会社は被災地へ迅速に届けてくれる大切な架け橋となってくれています。
ですから送料に関しては何の異論もありません。
けれど、被災地へ届ける費用(送料)を、もっとどうにか国で少しでも
工面できないのでしょうか?
素人の私が勝手に言うだけのことですが、こういうことに
国からの補助とかがあれば、もっと個人単位でも物資が
送れるのに・・・と思ってしまいます
湯たんぽ自体はそんな高い物ではありません。
送料の金額だけで湯たんぽがいくつ買えるのかな・・・って
つい考えてしまいました。
残念ながら純粋に人のために役に立ちたい、と思う人ばかりでは
ない世の中なので、たとえば国から運送会社に支援物資に関して
かかる費用の補助をするとしたら、それに便乗して悪いことを
考える人もいると思うのです。
けれど被災地では一刻を争う問題なのに、送料がネックで
送れないというのは、あまりにも残念だなぁと思います。
あらためて現実問題を突きつけられた感じがしましたので、
あえてここで記載させていただきました。
とにもかくにも、それでも私たちは今後とも活動を続けて行きたい、
継続が一番の力になると考えます。
皆さんも、ともに継続的な支援、続けていきましょう
長文読んでくださり、ありがとうございます。
2011-12-08 13:40
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