☆お寺の団参③ ~七面山登詣と本山参拝~☆ [■■■ 団参 ■■■]
滝行を終えてから後発隊は出発いたしました
先発隊より遅れること30分くらいだったと思います。
午後1時10分 登詣開始
新緑が美しい
七面山は日蓮宗檀信徒にとって、大切な信仰のお山です
今では山岳愛好家の方々や、健康維持のため毎週登っています、という方もいらっしゃるほど、
一般的に周知されている身近なお山でもあります
登っていくと、下りてきた人たちと沢山すれ違います。
僧侶の方もいらっしゃれば、ご夫婦・ご家族も
一期一会
もう二度と会うこともないかもしれない方々との出会いです。
元気よく 「こんにちは~」 と挨拶
皆さんほとんどの方が素敵な笑顔で返してくれます
それが力となって、ますます登詣が楽しく感じました
汗も沢山かきますが、山林を通り抜ける風が心地よくて、
辛いなんて思いませんでした
先発隊より遅れてスタートしたものの、宿泊先である敬愼院に檀信徒さんより先について
諸々の手続きをしなければと思って登詣の一番最後尾を
菩薩団会長と副会長にお任せし、上がっていきました。
すると、先発隊の先頭を歩いていたのはナント
菩薩団会長の娘ちゃん
大人のみんなに励まされながら、一所懸命に自分の足で上がっていました
表参道から登詣したのですが、途中に石灯籠があり ○丁目と刻まれています。
そこで必ず総代さんからお賽銭をいただき、皆と一緒に手を合わせていきます
今は意味が分からなくても、小さい頃からこういう習慣がつくのは良いことだなぁ、と思います。
三十丁目では、少し視界が開けてこのような景色が
行き交う人たちとの交流と挨拶
そして自然の美しさと豊かな景色
そういった諸々のことに力をもらって、登詣は辛いどころかますます楽しくなる一方でした
七面山では、つつじや桜、シャクナゲなども咲いていましたよ
さすがに四十丁あたりになると、日頃の運動不足がたたってきて、
気持ちは元気だけど足が重くなってきました
けれど、会長の娘ちゃん(4歳)や青空君(11歳)
そして檀家さんと一緒という環境が、また力を貸してくれました
そして私たちの後から登ってきた僧侶の方々が叩く団扇太鼓とお題目が風に乗って聞こえてくるのです
この山道を唱題しながら登ってくるだなんて
その団扇太鼓の音にも力をいただき、登詣することができました
和光門が見えてきました
残念ながら門は修復中でしたが、ここまできたら、もう着いたも同じ
門をくぐって、あとはこの坂を登るのみ
とりあえず、私だけ先に敬愼院さんに行き手続きを
七面山に登詣したのは高校生の時に日帰りで。。。
ですから全く覚えていないというか、初めてに等しい感覚でした。
でもとりあえず、お上人が居ないのだから、私がしっかりとして檀信徒さんに不安のないように、
滞りなく参拝登詣ができるようにしなくてはという気持ちが一番大きく心を占めていました。
随身門をくぐり階段を下りていくと、正面に七面山敬愼院本社があります
着いたのは4時半頃だったでしょうか。
お堂は東向きに建てられているので、写真はちょうど逆光になってしまいました。
敬愼院さんに到着すると、沢山のお上人方が笑顔で温かく迎えてくれました
一晩お借りする部屋を教えていただき、すぐに参籠の手続きや、祈願・回向申し込みの手続き、
開帳式や夕勤、夕食の時間、明朝の予定等々、受付にて色々打ち合わせさせていただきました。
受付してくださったお上人が、とても懇切丁寧に色々教えてくださるので、本当に助かりました
全ての手続きを終え、急いで門近くにある鐘楼まで走って戻ったら、だいぶ檀家さんも集まっていました。
菩薩団会長は足を痛めている檀家さんの荷物まで背負って登ってきたそうです
ちなみに・・・ 私もその荷物背負ってみましたが、
恐ろしく重かった
さすが会長
5時半頃には全員が無事到着しました
皆さん思い思いに一所懸命登りました。
私が一番驚いたのが、会長娘ちゃんが自分の足で七面山を登りきったこと
まだ4歳だから無理かなぁ~って思っていたのですが、
周りの大人の励ましや青空君の存在、そして何より優しく見守りながらも甘やかすことのなかったママさんの
存在が大きかった
皆さんにはすぐにお風呂に入ってもらい、その間、私は行衣のハンコ押しや御朱印をいただきに受付へ
当日は色々な方が登詣なさっていましたが、敬愼院にお勤めのお上人方と談笑したり、
涙の出会いがあったり本当にあたたかい雰囲気に包まれていて、
あらためてお寺での交流、触れ合いについて考える機会をいただけた気がして、とても勉強になりました
お風呂は石けんなどは使用できませんので浸かるだけ
上がってすぐに夕飯をいただきました
お山の夕飯は、いつもの食事より美味しく感じました
みんなお代わりして食べていましたよ
夕飯後、夜7時から夕勤(夜のお勤めのこと)
そして引き続き、8時から開帳式をしていただきました。
その後、部屋に戻って寝る支度
敬愼院さんで寝るときは、一人一人ではなく、名物でもあるなが~い布団で寝ます
たとえて言うなら、小学校の時にあったマットのような長い敷布団と掛け布団で雑魚寝です
色々していたらあっという間に就寝時間の夜9時
写真を撮り忘れました・・・
みなさん、おつかれさまでした
登詣組の初日はこのような感じでした
さてさて、ここからは本山参拝組の報告です
と言っても、私は同行していませんので分からず
とりあえず、お上人の撮った写真をUPします。
角瀬で登詣組を見送った後、本山組は小室にある本山 妙法寺さまへ
お開帳をしていただき、宿泊先の下部温泉へ向かったそうです
皆さんがお祈りしてくださったおかげで、登詣組も無事登りきることが出来ました
ありがとうございました
二日目以降は、またつづきにて・・・
2012-05-26 04:10
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