住職が○○○！！

長文です


昨日の話です。
数年前より相談を受けていた女性から電話がありました。


数年前、あることで供養をしたいと相談がありました。
まだお若いので何も分からず、頼れる身内も遠く離れ居て
どうしたら良いのか分からずお寺に相談してきました。


お上人も一つ一つ順を追って分かり易い言葉を選びながら供養に関して説明していました。
その女性はいつも突然に電話をかけてきて、話をしたい、と言っていました。
そのこと事態は構いません。
こちらも法務（お寺の仕事）の都合を見て、女性の気持ちに添えるように努めてきました。


その女性は当時まだ学生で、考え方が未熟なところも多々ありました。
でもそれは誰しもが通る道で、子供から青少年、成人して社会人・・・
そういう流れの中で人間は他人と関わり合い、そして多くを学び、
精神的に未熟な部分も徐々に成熟していくのです。


ところが、その当時、その女性は自分の話をすることには一所懸命で、
お上人がたった一度、話の中で


「そういうことじゃないと思うよ。考え方を変えた方がより良い道が
　開けるんじゃないかな。時には、自分の気持ちをあらためることも
　必要だと思いますよ」


と言ったら、

「そんなことは言われたくない。もういいです」

と言って帰ったっきり数年、何の音沙汰もありませんでした。



お上人と時折、あの子はどうしているんだろう？
元気にしているのかな？　郷里へ帰ったのかな？
供養はどうしているのかな？
などと話しては気に留めていました。


そうしたら今年に入り、お寺の電話が鳴ったので出てみると
「あの～、・・・いますか？」　と電話口の女性が言う。
こちらとしては、いきなり言われても、
え　誰が　となります


私 「いますか、と仰いますと住職でしょうか？」

女性 「あっ…　そうですね。…いますか？」

私 「はい、おりますが…　
　　失礼ですがどちらさまでいらっしゃいますか？」

女性 「あっ…　○○です」


私共はその子のことを忘れていたわけではなかったので、
数年ぶりに電話が来て元気そうで安心しましたし、
なんだか嬉しかったのを覚えています


お上人が電話に出ると、数年前に言っていた供養の件で
また話がしたいということでした。


女性 「今日これから行って供養してもらえますか？」

住職 「今日はあいにく遠方のお参りに出てるから
　　　　申し訳ないけど今日は無理なんです。
　　　　供養するならきちんと日にちを決めさせてもらいたい。
　　　　供養法要の用意をして、その心づもりで法要にのぞみましょう」


と言うやりとりがあり、その電話で日時を決めました。


そして約束の前日にまた電話があり、相変わらず名乗らず

女性 「用事が出来たので明日は行けません」　

住職 「分かりました。ではいつにしましょうか？」

女性 「分からないので、また電話します」


それきり暫く電話がなく、どうしているのかな？と思っていた頃、
彼女から電話が入り、お上人が法務で留守だったため
そのことを伝え、代わりに用件を聞くと、

女性 「供養のことなんですが、６月○日にしたいんです。
　　　　もしその日、お寺が都合が悪ければ、もういい、と伝えてください」

私 「もういい、とは供養はされないということですか？」

女性 「はい」

私 「承知しました。ではそのように住職に伝えますが、
　　　供養の日程に関しては住職に確認しますので、
　　　今日の夕方にでもまたお電話いただけますか？」

女性 「分かりました。また電話します」

そしてそれっきり電話はありませんでした。



それから一ヶ月ほど経った昨日、また電話がありました。
毎度の事ながら
女性 「あの…　いますか？」

私 「もしかして○○さんですか？」

女性 「はい」


住職に代わりました。


女性 「今日、供養してもらいたいんですけど」

住職 「今日って今からですか？」

女性 「そうです」


その時既に時間は４時過ぎ・・・


住職 「申し訳ないけど、今日はこれから仕事が入っているし
　　　　前々からお伝えしているように、供養するなら事前に
　　　　日時を決めさせてもらわないと難しいことも多いです」

女性 「でも、私も忙しいし…」


今まで数年間お上人が伝えてきたことは何だったのか・・・
さすがのお上人も苛立ちを覚えたのか、


住職 「貴女に今まで供養に際して色々お話ししてきたでしょう。
　　　　供養というのは、突然来て頼まれたからといって、
　　　　『はい、じゃぁやりましょう』って簡単にできるものじゃないんですよ。
　　　　今までお話ししたでしょう。
　　　　供養に対してチョット考え方が不誠実ですよ」

と注意したところ、

女性 「そんなこと言ったって、お寺だって私に不誠実だ。
　　　　忙しいとか言って供養してくれない」


と仰ったそうです



その言葉を聞いた住職（梵ちゃん）はというと・・・








キレた　








お寺の外に丸聞こえなボリュームでそれは始まりました

「何が不誠実ですか
　貴女ね、いっつも自分のことばっかりですよ。
　自分の都合ばっかり相手に押しつけて言って。
　何でも自分、自分、自分
　こちらは供養しないなんて今までだって一言も言ってないでしょう
　供養の日時を決めたって急にキャンセルしてるのは貴女でしょう
　違いますか？

　お寺はね、商売じゃないんだよ。
　供養はそういうもんじゃないって何回も説明したでしょう。
　急に今日来て供養して、預けるものだけ預けて、ハイ終わり、
　そういうことじゃないんだよ。
　何を言っているんだ
　あなたは何のために供養したいんですか？
　自分のことばかりで、自分の都合だけで物事考えて、
　供養するものに対する誠意、気持ちはないのか？」



私が言うのも何ですが・・・

お上人は竹を割ったような性格ではありますが、実はとても温厚で
とかく人に対しては誠心誠意尽くす人です。


相手が喜んでくれるなら、気持ちがラクになるなら、と身銭を削ってまで尽くします。
何でもします。
たとえ恩を仇で返されても、です。


それがお坊さんの役目、と仰る方もあるかもしれません。
でも現実にはそんなきれい事だけでは済まされない事だって多々あります。


最近は、自分の主張ばかりを押し通してくる人も多く、
言いたい放題、無責任に言いっ放し、理不尽なことばかりだと
さすがに一晩寝れば大抵のことは忘れられる私でも（笑）
思い悩むことが多いです

なかなか消化できない私と違ってお上人の心は穏やかであることの方が多いように思います。
ですから、今回のように声を荒げるお上人は大変珍しく、
かなりの体力気力を使って怒りながら彼女に思いを伝えたにも関わらず、
馬耳東風…　　端で聞いていた私も参りました


彼女の供養する、という気持ちを第一に考え、その思いを大切に育んでほしいから、
こちらの予定を無理してでも変更し、今まで彼女に合わせてきました。

それを、あんな言い方されたら怒るのも無理はないです

住職 「とにかく、貴女は何のために供養したいのか？
　　　　もう一度そのあたりを色々考えて直して、本当に供養したいと思ったら、
　　　　心をあらためてから電話してきてください」

と言ったところ

女性 「色々って何ですか？」





もう怒る気にもなれない・・・

これが世に言う　『ゆとりちゃん』　なんでしょうか？

相手が何に対して怒ったのか分かっていないのですよね。
ただ、怒ってるんだなぁ、くらいにしか感じないようです
自分の言動の何が相手を不快にさせ、怒りを覚えさせたのか
全く分からないのでしょう。。。


社会人になってから人に怒られるって、職場以外では案外
機会がないと思います。
でも、それって愛情があればこその叱咤なんですけどね

この人には何を言っても無駄だから・・・と思われたら、
自分の周りから人が少しずつ離れていくのが世の常です。
親身になるからこそ怒りもわくのです　怒るのです


供養は、自己都合のためにあるものではありません。


最近では、お金で物を買うような感覚でいる人が多すぎます。

喉が渇いたなぁ。今すぐ冷たい飲み物が飲みたい。
そう思い立ったら、すぐにお金を持ってお店に行って飲み物を買う。
お商売だったら、これでいいでしょう。

けど、お寺は違いますよ。

営利目的のお商売とは違うのです。
お金の対価としてお坊さんがお経を上げるのではありません。

　
彼女にはそういう話も全てお伝えしているのですけどね。残念です。
今度いつ彼女から連絡が入るかは分かりません。
次回少しでも供養に対する考えを彼女なりに持ってくれたら嬉しいな。

まわれ～♪ まわる～♪ …？

最近の§梵ちゃんが行く§シリーズは、どこへも行っていないのですが
その人となりが伝わりやすいものを選んでお届けしています（笑）


先日、京田辺市　日蓮宗法華寺の信行組織『菩薩団』の会長さんと話していたときに、
何故だか忘れましたがクルクル回り始め、

「あっ、なんだか小さい頃やったような…」

という話になり、いざチャレンジ

小さい頃は出来ていても、大人になってからの体はまた感覚が違うかなぁ～と思ったのですが、
私も出来ました　やった

映像は会長さんです

http://www.youtube.com/watch?v=Af3ar8cxanw&feature=channel&list=UL




そして、お上人もチャレーーーーンジ

http://www.youtube.com/watch?v=vXFv0Usp4W0&feature=channel&list=UL



まぁ、そうなりますよね
大人になってからのチャレンジも結構楽しいものですよ
皆様も、ぜひぜひ

大人だって本気で遊ぶんです☆

先日（６／１０）京田辺市　日蓮宗法華寺では檀信徒で
組織されている菩薩団の総会がありました。

その模様は既にブログでUPしておりますが、総会の最中、
子供達は退屈なので子供同士遊んでいたのですが、




総会後は大人もそこに参戦

菩薩団会長が鬼役
子供達なみに大人の必死なこと
端から見ていて面白かったです

動画を撮りました
是非ご覧ください

http://www.youtube.com/watch?v=FYE9C8rHGnw&feature=youtu.be

住職 全力投球

アナログ人間の私が、ようやく最近になって勘だけを頼りに

「こうかな？　ああかな？」　
と、どうにかこうにか動画投稿が出来るようになり、過去の動画に遡ってUPしたいと思ったものがコレ

この動画なんです

数日前にようやく動画の正しい取り方も学びました

当時は知らなかったので、非常に見づらいのですが、どうぞ見て下さい


去年、お檀家さん家族とボーリングへ行ったときの動画です。

詳しくは、コチラを是非見てね

http://ameblo.jp/green-cheer-up/entry-11067043784.html


お上人は、何でもパワフル

存在も声もやることなすこと・・・

そんなお上人に毎日引きずられながら、いえいえ　引っ張っていただきながら過ごしております

動画はコチラから
http://ameblo.jp/green-cheer-up/entry-11235322441.html

歌う住職 宇宙戦艦ヤマト

梵ちゃんの宇宙戦艦ヤマト　ご覧ください

http://ameblo.jp/green-cheer-up/entry-11231766288.html

歌はよく知っているのですが、テレビでは見た記憶がないんですよね・・・
先日、テレビで映画上映した宇宙戦艦ヤマトを途中から見て、
お上人からストーリーを教えてもらったのですが、イマイチ分からず・・・
一から見ようという気力はないけれど、テレビ放映されたヤマト、ちょっと良さそう

やっぱり、ササキイサオさんの甘いけど力強い声が素敵
梵ちゃんは、力強さはあるけど甘さが・・・
これが個性なんですね

お上人

デコレーションが面白くて、お上人を悪戯してみました
こんなの載せて怒られるかなぁ
まぁ、事後報告でいいかなっ

ラーメン＆ボーリング

昨夜、法華寺菩薩団会長ご夫妻に誘われて、
ラーメンを食べに行きました～
写真を撮り忘れてしまいましたが、
とっても美味しくて、また行きたいなぁと思いました。
大阪の赤玉というラーメン屋さんでした


その後、急遽、ボーリングをしよう
ということになり、ラウンド１へ直行です
ボーリングなんて十年ぶりくらいかなぁ。。。
下手すれば、もっとかも・・・
でも、ボーリングしたいなぁと思っていたので、
カワイイ会長愛娘ちゃんに誘われ
二つ返事　「いこいこ～」って

下記ブログに詳細はUPされていますので、ご覧くださいね

http://bosatudan.blog.so-net.ne.jp/2011-11-02-2


無駄な力が入っていた私は爪が割れました・・・
２ゲームしたのですが、会長＆奧ちゃま　VS　お上人＆私
というチームに分かれ、負けた方が恥ずかしい写真を
見せなければいけないというルールで


会長と奧ちゃまは、お上手なのです
かたや私共は・・・

お上人は破壊力は人一倍なので、
真ん中いったらストライクなのですが、、、
ひとたび狂うとガーターで溝掃除係りと化します
お上人の破壊力抜群の動画も撮ったのですが、
容量の加減でここにUPできないのが残念です


会長のフォーム、決まってますね



お上人の力業投球
背中で　「どうだ」　と言っている気が・・・





途中、サービスタイム中に会長奧ちゃまが見事ストライクを出したので、
皆で記念撮影をすることができました
さすがです
その勝負強さ、見習いたい


記念撮影するからって、なぜか着ぐるみ・・・
はじめは、お上人が



なんだろ・・・　なんだか着てるという感じがまったくしませんね。
違和感がないというか、
着ぐるみと一体化しているというか・・・


会長の愛娘ちゃんを差し置いて、
大人ばかりが着ぐるみで「はい、チーズ」
これは携帯で撮ってもらいましたが、実際はデジカメで
撮ってくれましたよ




なんでしょうね～。
みんな、それぞれに嵌った着ぐるみを着ている気がします
愛娘ちゃんも「はい、チーズ」
可愛すぎる





そして、最後のショットはお上人。
球が手を離れた瞬間にワンバウンドしてレーンに
「うわ、ヤバイ」の瞬間を会長奧ちゃまが激写
奧ちゃま、ナイスショットです




このあと溝に一度入ってガーターかと思ったら、
なんせ破壊力だけはあるので、ガーターから
球が飛び出し復活レーンへ
そのままピンをなぎ倒しました・・・

お上人て、あり得ないことを時々する方ですね


本当に楽しいひとときでした
久しぶりに大きな声を出した気がします
誘ってくれて、ありがとう

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走る梵ちゃん

このブログに以前も登場しましたが、近所の子がよく遊びに来ます。
この日は、なんでか徒競走ということに
なかなか貴重な映像が撮れました

梵ちゃん　VS　小学２年生

ダウンロードは🎥こちら

私はてっきり住職が負けると思っていたのですが、さすがにまだ小学２年生には
負けないようですね
この子は、お上人が草履で、しかも手加減して走ったのに負けたのが悔しかったよう。
でも、そういう気概って大切です
負けて悔しいから、次は負けないように頑張る努力をする。
そういう子は、伸びていくんだろうなぁと嬉しくなりました

お上人は映像を見る限り、草履で、しかも笑いながらだから余裕がありそう（笑）
何でだろう？
真剣勝負のはずなのに、お上人を見ると面白すぎて笑いをこらえるのが大変でした。
本当に面白かった

梵ちゃんは、歩くだけでなく走ることもあるのです

最後には、男の子は水やりも手伝ってくれました　ありがとう



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寺院仏具大展示会

浜屋さんの毎年恒例　『寺院仏具大展示会』

という催しに行ってまいりました
場所は神戸。

私はいつもオマケでついて行っておりますが、今年で何年目だろう・・・
ようやく慣れてきた・・・

他宗派のお坊さんも沢山いらっしゃって、仏具も様々で、仏像も色とりどりで、
結構見ていると面白いものですね

そんなところにも、菩薩団Tシャツを着てウロウロウロウロ・・・
アピールしてました



私ももう少し暖かくなってきたらデビューしなくっちゃ
今はまだ作務衣の中だから

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宇治

またまた登場



ここは、どこでしょうか・・・

そうです
宇治の平等院
ここに出没しましたよ。
こんな感じで



宇治の平等院は、いつ行っても良いなぁって思います。
観光地なんですが、ガサガサしていないというか、俗っぽくないというか。

何度見ても美しい建物



通称【鳳凰堂】は、火災に遭っていないから当時のままの姿というのが、
また浪漫を感じませんか
当時の色彩は色あせていても、その佇まいは何百年経とうと荘厳で美しいまま

当時の姿をCGで再現していますが、それはそれは美しいという言葉では表現したりないほど
平等院を建造した当時、この世に極楽浄土をということで建てられたのですが、
当時の人々にとっては、たしかに、その姿を見たら、
「浄土って、こういう所なのだろうな」
と感じたでしょうね。あの世へ思いを馳せたでしょうね。




平等院拝観後は、すぐ後ろを流れている宇治川へ
（写真の向きが見づらくて、すみません。この向きでないと切れてしまうもので）

こちらのことはお構いなしに、ずんずん歩いて行く梵ちゃん。
どこにいるか、ご覧になれますか？



宇治川のところで、新緑を眺めながら、ちょっと休憩
かなり目立ってますよ
まぁ、アピールするために着ているんですけどね



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